大学在学中に合格する学生も!公認会計士という資格

今回は公認会計士の資格試験についてご紹介していきます。受験資格はシンプルですが、国家資格の中でも超難関で、資格を取得していると将来性も増します。公認会計士として働きたいのであれば、若い頃から公認会計士の勉強を始めておくと有利です。

公認会計士の受験資格とは

公認会計士の資格には、以前までは条件があったのですが、2006年から制度が代わり、第学歴や年齢問わず公認会計士の試験が受けられるようになりました。現在は、学生さんでも公認会計士の資格試験にチャレンジする人達もいらっしゃいます。

免除制度もあります

現在の公認会計士の試験制度では、短答式試験に合格した人なら2年間は免除され、論文試験から受けることができます。また、論文試験で各科目のうち、一定の高得点をとった受験者は、向こう2年間は免除されます。

このような科目合格制度ができた事により、段階的、計画的に勉強を進めやすくなり、お仕事や学校と両立して勉強がしやすくなりました。資格の予備校を利用すれば、社会人でも働きながら十分合格できる見込みがあります。

実際プロのアスリートが、限られた時間の中で公認会計士の試験を受けて合格した例もあります。

ただし税理士試験とは違って、永久科目合格制度ではないため、「2年以内に合格する」というのが条件です。2年以内に合格できなければ、再度振り出しに戻って受験する事になるので、タイムリミットがあるということです。

若いうちからチャレンジできる

公認会計士の資格試験を、大学在学中に受けて合格する学生さんも最近増えてきています。高卒でも公認会計士の試験は受験可能なため、幅広い人に可能性があります。最近では10代で合格する人もいて、史上最年少の合格者は16歳です。

このように受験資格がなくなったことで、若年層でも受けることができ、学生さんでも公認会計士に受かっている人も実際いるのです。

公認会計士の試験は超難関!だからこそ勉強前に向き・不向きをチェックしておく

公認会計士は言うまでもなく、国家資格の中でも超難関です。公認会計士の試験の準備を始める前に、自分が公認会計士の資格に向いているかどうかチェックしてみましょう。これは、簿記検定を受けることで確認できます。

まずは簿記検定2級を目指して勉強し、違和感なければ公認会計士を目指してみるという流れがおすすめです。

公認会計士の勉強法

・短答式試験の勉強法

短答試験では、意味がわからなくてもとりあえず読み飛ばして何周もすることが大切です。科目も幅広く、1つずつ丁寧に勉強していたら立ち止まってばかりになり、なかなか先に進みません。ゴールは合格することなので、いかに効率よく回すことしかありません。

さらに公認会計士試験は勉強をさぼり始めた人から落ちていくというジンクスもあり、公認会計士の試験勉強をいかに毎日続けることが大事かということにもかかっています。継続して勉強するクセをつけるといいでしょう。

・計算科目の勉強法

計算はスピード勝負です。初期の段階では簿記と管理会討論の計算を徹底的に練習しましょう。たとえ簡単な問題でも、時間を惜しまず集中的に繰り返すことで計算力が伸びてきます。

公認会計士の試験では満点をとることがゴールなのではなく、みんなの点数を取れるところで落とさないように実力をつけていくことが肝腎です。

・理論科目の勉強方法

理論科目は、とにかく暗記です。他人に説明することができるくらい頭にインプットしましょう。また、しっかりその理論を理解するようにします。論文試験では思考力や判断力が求められる他、文章能力も問われます。

専門的な言い回しについては暗記しておきましょう。

・論文式試験の勉強法

短答式試験に合格すると、次は論文試験の学習に専念しなければいけません。受験した方の場合、あと3ヶ月しかないため、学習方法も散漫になってしまいます。ヤマをかけたくなる方もいるでしょうが、教材の中でどこをやるのか、やらないのかをきちんと決めておく必要もあります。

公認会計士の試験は範囲が広いということもあり、フォーカスすべきところとそうでないところを分けて、いかに効率的に学習していくかが重要です。

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