宅地建物取引士資格取得と将来性

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宅建

上記学校のサポート対応で受講講座を決める

TACはWebによる受講生と講師や受講生同士でサポートし合えるシステムが完備されていて、継続学習ができる素地が整っています。

システムに乗っかって黙々と余計なことを考えずに勉強だけに集中して取り組みたい方に適しています。

LECは大手専門学校のカリキュラムが比較的リーズナブルな価格で提供されています。通信講座で受講する方には全体のサポート体制を考えてもおすすめ度は高くなっています。

フォーサイトでは質問はメールでのみ回答してくれます。20問以上の質問は1問に付き追加500円(税込)掛かります。添削は基本的には○×を付けたものが返却されるので自力でDVDやCDとテキストで学習継続できる人向けです。

宅建は独学でもなんとか合格レベルに達すると言われている試験です。

しかし、的を得た試験対策や自分で情報収集する自信のない方、もしくは情報収集する時間がないのでそれは専門学校に任せてしまいたいという方は、講座受講が良いでしょう。

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宅建資格と仕事のこと

宅建試験に合格しても、すぐに宅建主任者として活動できることはありません。なぜなら実務経験と実務講習を終えなければ、宅地建物取引士としての活動を開始することができないからです。

これには、まず資格登録の手続きというものがあります。2年以上の実務経験もしくは実務講習の受講通じて資格登録が完了します。

この2要件をクリアすれば、晴れて宅地建物取引士資格所有者としての活動が開始出来る訳です。

そして、資格所有者になった後、次に登録申請という手続きがあります。これは宅建の資格保持者になって1年以内に登録を申請しなければなりません。

実務経験が2年以上ない場合は、実務講習の受講で登録申請手続きが可能になります。こちらの場合、法定講習と言われる指定された1日の講習会を受講する必要があります。

こういった数々の要件があるため、宅建合格した人が全て資格登録をし、宅建主任者証の交付を受けていることはありません。

合格しただけで資格を使っていない人もかなりいます。合格者で、登録を完了した人だけが重要項目の説明が出来るようになります。

不動産業界における就職において、宅建の資格を持っていなければ不利になると言ったようなことはないようです。

宅建は不動産や建物・土地に関して多くの知識を吸収しなければ合格できない資格です。そのため実際に不動産業で勤めなくても、様々な場面で資格が生きてきます。

例えば自宅の建物や土地の売却などを行う場合に、宅建合格で培われた知識を活かすことができます。

登記や税のひと通りの知識を知っていれば、無駄のない方法で動くことが出来るでしょう。

また不動産投資や、REITを始めとする証券取引においても、その取得した知識を活かす場面が出てくるでしょう。

隣近所や地域の問題の多くは土地や建物が絡んできます。そういった日常頻繁に起こるトラブルの場面でも不動産の知識を持っていれば、仮に交渉事になったとしても、理論的優位性を保つことができるでしょう。

いずれにせよ不動産業界で働く以外にも、日常的にも活用する場面が多い宅建資格は、将来不動産や土地・建物に関することを仕事したいのなら、勉強しておいて損はない資格になります。

宅地建物取引士の試験も、会計の簿記と並んで非常に受験者も多く、人気のある資格となっています。

人気の秘密は資格の取得しやすさと、簿記の試験と同じくステップアップしやすい資格試験になっているところです。

つまり、簿記は税理士や公認会計士などの経済系の資格の登竜門の試験といわれているように、宅地建物取引士試験は法律関連資格の登竜門的な位置付けになるからでしょう。

日本は領土が狭く、土地の面積が限られています。そんな事情もあって不動産の人気が不動のものになっています。

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1990年代前半のバブル崩壊で不動産価格が大幅に下落したことがあっても、不動産は他に代わりのきかない、全てがオンリーワンの資産であり、山谷はあっても人気が無くなることはないでしょう。

不動産取引をした経験がある方は少ないかもしれませんが、宅地建物取引士は、不動産取引の際に物件の法的な説明を行い、説明書面と契約書面にサインする仕事は宅地建物取引士に独占業務として認められているものとなっています。

不動産を扱う会社には必ずといっていいほどこの宅地建物取引士資格保持者がいます。

宅建業者として活動している以上、必ず一定数の宅地建物取引士を抱えていなければならないからです。

そのため、不動産業界で働いている人にとっては、ごく普通の、誰もが当たり前に持っている感覚の資格になっています。

つまり、宅地建物取引士資格を持っていても不動産業界で働いている限りアピールポイントにはならないでしょう。

しかし、この資格の合格者数を見てみると、かなりの人数がいますので、不動産業界以外にも活躍している人は大勢います。一般の会社員や主婦・学生なども多く取得しているようです。

その勉強ボリュームですが、色々なサイトなどを確認してみると本屋で参考書・問題集を買って毎日4~5時間程度、半年間勉強を続けたら合格レベルに達する難易度です。

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不動産業界に属していない宅地建物取引士試験の資格取得後ですが、サラリーマンや学生などは自身の向学のためというニュアンスが強くなっています。

知識があれば、個人で不動産取引を行う際にも、法律のことが多少なりとも分かっているということになりますので、比較的安全に契約できたりします。

もちろん、地や建物は日常生活と密接にかかわっており、また法律的な問題も起こりやすいところですので、知識を持って損はありません。

仕事で使うのか、単に知識を習得したいのかで資格取得後の目的はかなり異なります。

最短距離での合格を目指す方は、下記の大手通信講座の受講などの選択肢になるでしょう。各学校でどのような特徴があるか、実際にあなたの目でご確認されてみてください。

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