日本語教師資格取得と将来性
NAFL日本語教師養成プログラム
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アルクでは他社で非常に高額な費用のかかるカリキュラムを10万円程度で抑えて一通りマスターできるように講座が組まれています。 |
アルク社の日本語教師講座のこと
アルク社の日本語教師の通信講座のカリキュラムはぎっしりと内容が詰まっています。
テキストは日本語教育の現状から始まり、日本人の言語行動・日本語の音声や心理文化の理解、もちろん日本語の歴史・文字表記の内容など、様々で多岐に渡る範囲を勉強していきます。
文化的な部分やコミュニケーションやメディア、日本語の教育に関する話などについても深い知識を学習していきます。
もちろん検定試験なので、日常日本人として暮らしている時には目にすることの無いような専門用語や学術用語が出題されるといったこともあります。
そういった学習に必要なキーワードを、「キーワード集300」として受講者には電子データでも提供されています。
標準的な学習時間は12ヶ月と書かれていますが、これは個人個人によって多少の差が出てくると思います。検定受験講座の修了生は2人に1人が合格しているという高い合格率も示されています。
内容的には実績があり、また特に英語の語学教育においては一つ飛び抜けた存在であるアルク社が提供するカリキュラムということもあり、人気が高い講座です。
一般的な日本語教師養成講座は普通に受講すると数十万円以上する内容ですが、アルク社なら10万円程度で、通信講座ですが、受講することが可能です。
かなりのコストパフォーマンスの良さなので、日本語教師になることを考えの方にはまずアルク社の講座からチェックをすることがお勧めです。
これからのグローバルな国際環境を考えても、必ず需要がある日本語教師になるには是非検討すべき講座ではないかと考えます。
[amazonjs asin="4757428596" locale="JP" title="CD付 平成29年度日本語教育能力検定試験 合格するための本 (アルク地球人ムック)"]とは?
特定非営利活動法人日本語検定委員会が「正しい日本語の使い方」を身につける新しい手段として実施しているのが「日本語検定」です。
通称“語検”といわれています。語検では、小学生から社会人まで、それぞれの生活環境と発達段階に応じて、楽しく、興味深く“日本語”の力を確認しながら、学習することを目指しています。
特に、検定では日本語における「敬語」、「文法(言葉のきまり)」、「語い」、「言葉の意味」、「漢字」、「表記」の6つのジャンルから出題されます。
そして全てのジャンルを通して、日本語の総合的な運用能力を測定できるようになっています。
たとえば「課長、金沢さんのお土産のお菓子を一ついただきませんか。」という問題に対して、A:(適切)、B:いただかれ、C:召し上がれという3つの選択肢から選びます。
簡単なようで難しいかもしれません。答えは“C”です。召し上がりは“食べる”の尊敬語にあたります。日本語検定2級から出題された問題です。
普段何気なく使っている日本語も、実際に正しいものを試験問題として回答していくとなるとなかなか難しものがあり、それなりに勉強しておかなければなりません。
日本語教師までは考えておられない方も、ご自身の日本語力を試すために、まずは日本語検定から始められても良いかもしれませんね。
日本語教育能力検定試験は、日本語教員となるために学習している方や、日本語教員として教育に携わっている方を対象としています。
その知識および能力が日本語教育の専門家として必要とされる基礎的水準に達しているかどうかを検定する試験です。
日ごろ使っている日本語とは言っても、教える側に回るとなると、相応の勉強が必要になってくることは容易に想像が付きます。
特に我々日本語のネイティブではない外国の方々が相手となると、ニュアンスで伝わるということはありません。思いもよらぬ鋭いツッコミが待っています。
例えば日本語はあるものを指す場合でも、微妙にニュアンスの違う言葉がいくつも存在するので、その使い分けなども正確に学習しておかなけれなりません。
イメージとしてはベストセラーになった『日本人の知らない日本語』 『日本人の知らない日本語2
』の凪子先生を想像して頂けるとわかりやすいと思います。
どれだけ正確な日本語を普段から使えているかというと、疑問符のつく方が多いのではないでしょうか。
現在、多くの有識者が日本語の乱れについて指摘されていることからも分かるように、言葉というものは良いようにも悪いようにもどんどん変化していくものです。
日本語教師を目指す方は、その新しい変化・トレンドを追いかけつつも、正しい日本語表現というものを追究していかなければならないと思います。
もちろん日本語教師は、日本人以外の方に日本語を教えることが主な仕事になってきますので、英語力はあるに越したことがないということは言うまでもありません。
特に資格を持たなくても日本語の教師として活動することは可能ですが、やはり体系的に日本語について学習が出来る日本語教育能力検定の資格を取得しておくことが望ましいことです。
そうすることで日本語学校などへの就職の道も開けてきます。
資格取得後は取得していない方よりも就職面では有利になりますが、すぐに就職先が見つかるほどの状況ではないようです。
厳しいかもしれませんが、検定試験の学習を進めながら平行して就職活動も行なっておく方が良いかと思います。
その日本語教育能力検定ですが、合格率20%程度ということからも分かるようにやや難易度の高い試験となっています。
普段使い慣れている言語だけに覚えているものを修正して覚えなおすことは容易ではありませんので、継続して地道に暗記していく学習も求められるでしょう。
一般的には働きながらでも、独学でも、合格可能な試験と言われています。
また、資格取得の前に、日本文化について広い知識を持っているとか、教えることが好きであるとか、日本語教師としてふさわしい素養を持っていることも重要なことです。
現在、高齢化による労働人口の現象により、海外からの移民の受け入れなども議論されている中、これまで日本語教育の専門家として必要とされる知識・能力が基礎的水準に達している専門家が必要となる時代になってきています。
しっかりと日本の良さを伝えることが出来る専門家でもあります。
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アルクでは他社で非常に高額な費用のかかるカリキュラムを10万円程度で抑えて一通りマスターできるように講座が組まれています。 |