2.社会福祉士受験対策開始(社会福祉士合格体験談)

2.社会福祉士受験対策開始

私は、社会福祉士養成過程の専門大学を卒業したものの、社会福祉士試験は受験せずに卒業をしました。

今から考えるとなぜそのようなことをしたのか。と思ってしまいますが、学生時代の私にとっては必要な選択だったように思います。

社会福祉士資格は、国家資格ではあるものの業務独占ではなく、名称独占と呼ばれる資格です。

つまり、社会福祉士は名称だけを独占しているのみで、仕事自体は社会福祉士でなくても出来るというわけです。

だとすれば、資格を取得する意味がないではないかと考え、学生時代の私は資格試験を受験しなかったのです。

このような選択をした私ですが、実際に働いてみると社会福祉士の資格があったほうが良いと思うことが多々ありました。

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たとえば、クライアントから相談を受ける際に、自分にどのような能力があるか説明できない、ということもそのひとつです。

社会福祉領域の場合、クライアントになる方の多くは私よりはるかに年上の方です。

こうした方がどこの誰かも分からない初対面の若造に悩みを話せるでしょうか。

このような体験を重ねるうちに、仕事を確保するためという目的ではなく、仕事をする環境を整えるために社会福祉士資格が必要であると考えるようになりました。

大学時代の友人と比べると、このことに気づくのに数年遅れをとりましたが、自分の経験を元に社会福祉士試験の受験をスタートしたのです。

今から思うと、仕事をする中で資格の必要性に気づいたことはとても大きなことだったと思います。

納得をして勉強を始めているので、苦しいときにがんばる理由がありました。

仕事をしながら勉強をすることは大変ですが、根っこにがんばる理由があったのでブレることなく努力を継続できたと思います。

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