映画は原語で観ましょう

eigosennseikoramu

映画は原語で観ましょう

本もそうですが、映画を観る時は字幕スーパー版を選んでください。
英語の持つ空気感を理解してもらうためにも良い事だと思います。

何も英語に限ったことではないでしょう。

原語でものを受け取ることは異文化を味わう大事な機会でもあるのです。
理解は難しくてもありのままを感じてみてください。

幼い子供の場合は、字幕は読めませんね。私はこう指導しています。

1回目は吹き替えで観ます。これでストーリーはわかりますね。
2回目は字幕で観ます。すべての漢字を読めなくても一度吹き替えで観ていますから大丈夫でしょう。
3回目は字幕も消します。これで日本語には頼れなくなりますね。

自分の英語力と過去観たという記憶力で作品を感じてください。
きっとこの頃には英語の持つ空気感、言葉の距離感を感じられるようになっていることと思いますよ。

子供は好きな作品は何度でも繰り返し観るものです。ぜひ日本語で見慣れないようにコントロールしてあげてください。
黒人の話す特徴ある英語や、南国訛り、クイーンズイングリッシュなど、聞き慣れて欲しいものがたくさん詰まっています。
この機会をみすみす逃すことはないでしょう。

きっと何度も観る(聞く)内に、音の魅力にはまってくれるはずです。
イントネーションや強調する音なども聞いていると自然に身についてきてくれます。

文章の流れを音で聞き分け自分のものにしていければ、英語は怖いものではなくなります。
歌を聴くのと同じように聞いていてくれるといいと思いますよ。

作品の中のちょっとした会話に、言葉のかっこよさや自然な感じが表されています。
登場人物の性格なんかも判断材料にして、どんなキャラがどんな内容の会話をするのか見ていくと面白いと思います。

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