土地家屋調査士資格取得と将来性

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東京法経学院

東京法経学院は法律経済系の資格教室を持つ専門学校です。独自のノウハウを蓄積しており、インプットとアウトプットに分けての学習スタイルは知識の定着をより確実なものにします。

土地家屋調査士の試験のこと

土地家屋調査士試験は「午前の部」と「午後の部」に分かれますが、午後の部試験は「測量士」「測量士補」「建築士(1・2級)」の資格が一つあれば免除される規定になっています。

そこで、ほとんどの受験生がいずれかの資格を事前に取得し、午後の部試験をフリーパスしています。

上記のような試験の特徴があるため、あなたがまだ午後試験免除の権利を得ていない場合は、一番取得しやすい「測量士補」合格を目指したほうが一気に土地家屋調査士を目指すよりも、資格ホールダーとしての勲章が一つ付きますので、気持ちの上でも楽になるでしょう。

土地家屋調査士の午前の部の試験も午後の部の試験も、8月下旬頃に開催されます。

口述試験は筆記試験(午前・午後の試験)合格者に対して、11月中旬頃に開催されます。合格率は2013年のもので6.84%と、かなり競争の激しい、難易度の高い試験になっています。

これは出願者に対する合格率なので、実際受験者の合格率はもう少し高くなるのではないかと思われます。

土地家屋調査士について

土地家屋調査士の仕事は、土地の境界に関することや、土地や建物がどの程度のスペースがあるのかということを所有者に代わって行い、行政手続や登記申請などをすることです。

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合格率を見てみますと、近年は6%ぐらいで推移しており、非常に難しい試験になっています。

土地家屋調査士は、測量士の資格とどう違うのかというところがよく言われています。

そもそも「測量」というのはなんぞや?ということですが、これは地図の作成や、建物の位置や状態などの調査を行うためにする作業や技術の一般名称ということになります。

国や地方公共団体が実施する測量においては、測量士もしくは測量士補がしなければならないと法律で定められております。

登記を目的とした測量は土地家屋調査士でなければ実施することができません。

これは土地家屋調査士が法務省管轄の国家試験であるということをにも繋がります。

合格率は6%程度と非常に難しい土地家屋調査士の試験ですが、例えば2013年度試験の合格者数は412人と非常に少ないため、合格後の競争は他の難関資格に比べては少なめかも知れません。

また、土地という有形固定資産を相手にした商売ですので、目に見えないサービスを扱う仕事とは異なり、手堅い仕事と言えるかも知れません。

生涯に渡って手に職を得たいとお考えのあなたには、向いている資格です。

日本国内の土地が大きく増減することは、我々が生きている間はまずないでしょう。

土地に関する取引は、時代が代わっても何らかの形でずっと生き続けるのです。

測量士・測量士補資格


測量士・測量士補

測量士とは、測量を行うために必要となる国家資格で、測量法に基づき、国土交通省国土地理院が所管している資格になります。

測量の計画、実施等を行うための必須資格であり、測量業者は営業所ごとに、1人以上の有資格者を設置する事が測量法により規定されています。

測量士補は測量士の作製した計画に従い、測量に従事する者のことをいいます。

大学などで土木関係の学科を卒業すると申請するだけで測量士補の資格は取得することが出来ます。

もちろん、これらの学科を卒業していなくても、試験に合格すれば測量士補の資格を得ることが出来ます。

ただ、測量士補の資格だけでは仕事をしていくにも、就職をするにもインパクトとしては薄いかなという感じがします。

不動産関係の資格取得を目指すなら、まず測量士補の資格を取得してから、測量士や土地家屋調査士を目指すのが良いのではないでしょうか?

また、測量士補をステップアップの土台として測量士や土地家屋調査士を目指されるのなら、将来的には宅地建物取引士なども取得する計画を立てておくとより幅広い知識が得られ、実務にも生かすことが出来ます。

測量の仕事は色々な場所へ出向いて、かつ戸外で調査を行いますので、体力が必要になります。

試験難易度で言うと、測量士補は独学でも合格可能ですが、測量士になると合格率も低く、短期間で合格を目指そうとするのであれば、専門学校等を利用するのが無難でしょう。

要点学習と、最新情報が手に入るということのメリットは非常に大きいと思います。

測量士の仕事については字のごとく、様々な土地の位置や長さを測ります。

建設前の重要度の高い仕事で、精度の高い仕事が求められます。

最近は測量に使う専門器具やパソコンソフトも発達してきているので、測量結果の図面作成なども従来ほど時間が掛からなくなっているようです。

屋外でよく三脚を立ててカメラのようなファインダーを覗いている作業者がいますが、あのようなスタイルが一番身近に測量を感じるところではないでしょうか?

道路のカーブや坂の傾斜、正確な距離や面積を測定するのは技術的には大変な作業ですが、チームで活動していることがほとんどです。

経験が少なくても、経験豊富な先輩と一緒に作業することによりノウハウやスキルの向上といった面が、実務経験によって伸びていきやすい仕事です。

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東京法経学院は法律経済系の資格教室を持つ専門学校です。独自のノウハウを蓄積しており、インプットとアウトプットに分けての学習スタイルは知識の定着をより確実なものにします。