手話資格取得と将来性

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介護と医療のまなびネット

まなびネットのこちらの講座は、手話検定の6級から7級レベルの講義をWeb上でイラストやビデオを見たりしながら行っていきます。この金額で手話検定試験の6級まで合格できる実力を身に付けます。

手話

このページでは、手話の通信講座のご紹介です。日常的にはあんまり馴染みのない講座なのですが、非常に社会的なニーズが高いのが手話です。

これがなければコミュニケーションが出来ない人がいるということを考えると、一定の人数で一定のレベル以上の手話会話が出来る人材が必要とされています。

ボランティアのイメージが強い手話

一般的にはボランティアのイメージが強いこれらの資格ですが、この分野で専門にして飯を食っていこうとすると少し厳しいようです。

もともと採用数が非常に少ない公的な印象のあるこれらの資格ですが、手話だけで生計を立てられるような状況は考えにくいと思われます。

これらの資格を取得して理想的なのは、障がい者のサポートとなる仕事の中で、手話が出来る人といった位置付けだと思います。組織に必要とされる人材になるための特殊な技能として、お考えになられると良いのではないでしょうか?

いずれにせよ、超高齢化社会が現在もすごい勢いで進んでいる日本では、医療技術の発達とともに手話の要らない時代がもしかして来るかもしれません。

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しかし、今、手話を必要としている人を支えるのは、やはり手話しか無いという現状を考えますと、取得して困っている人の役に立つその存在意義は非常に大きいものがあります。

福祉全体としてみた仕事の中で、あなたが目指す手話の立ち位置を考えて、時代に合わせて変化させていくことが求められていることなのかも知れません。

近頃は公の記者会見の場でも、例えば首相の記者会見の場でも、テレビを通して手話で翻訳しているシーンが目立つようになってきました。

テレビで手話が頻繁に登場することにより、手話という存在が非常に認知度の高いものとなっています。

もちろん耳の聞こえない人にとっては手話が唯一のコミュニケーション手段であり、必要不可欠なものでもあるため、少しでも不自由をしている人がいなくなることは望ましいことです。

介護福祉系や手話等も同じですが、今後国の方策として、働き手の収入を確保できる環境が整ってくるはずですし、現状を改善し、早急に整えていかなければなりません。

そうでなければ、介護福祉の分野で仕事に就こうと思う方が、収入の少なさによって、敬遠する人がますます増え、いなくなってしまいます。

少し古いですが、厚生労働省の平成18年身体障害児者実態調査結果より、日本国内で聴覚に障害がある方は人口の0.25%程度ということがわかっています。(この調査の中では聴覚言語障害というカテゴリで算出しています)

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そういった少数派の方々も、共に楽しく生活を送るサポートを行うのが手話の資格であり、人をサポートすることを仕事にしたいあなたに向いた仕事なのです。

手話通訳士資格の評価

手話通訳士の試験は、手話に関する資格の中では一番知名度が高い資格です。

公的な資格で、難易度も比較的高く、合格率は10~15%程度と難しい試験になっています。

国語力が必要なことはもちろん、障害者福祉に関する科目があることから分かるように深い福祉の知識も要求される試験です。

手話通訳士は、業務独占資格では無いため、資格を持たなくても手話の仕事を行なうことはできます。

言い換えると、難易度の高いこの資格を数年掛けて合格しても仕事自体は無い可能性もあります。

正社員として働くというよりも、ボランティアや、非常勤として働く形態がこの業種には多く、独立して仕事をすることを考えてもそれほど需要がないということが考えられます。

手話に興味があって、手話を仕事にしていきたい方は、まずは手話の勉強をすることと、ボランティアなどで実際に手話が必要な方々と身近に接することで何が必要なのかを身をもって体験することの方が必要なのかも知れません。

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手話の必要性は高いのですが、社会的に地位などが保証されている資格ではないようです。

資格取得者の主な就職先としては、福祉関係の団体などが多くなります。

また、市役所などの公的機関でも手話を必要とされているところはあるのですが、就職となると実際の募集数も少なく、難しいかも知れません。

手話を習得したい場合は、まずは初心者向けの講座でしっかり学習し、ボランティアなどで実践力を付けていくことが良い感じです。

人と接してのコミュニケーションになりますので、人としての温かさが伝わるような手話での会話ができることが手話を必要とされている方に求められています。

相手が安心感を感じるかどうかが、手話を完ぺきにこなすことよりもなによりも重要な事です。

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