11.日常生活の中での実践学習(心理カウンセラー合格体験談)
心理カウンセラーの勉強をしていると、普段の何気ない人とのコミュニケーションの中でも自然と自分の頭の中で自我状態などを分析してしまっていました。
「あ、今CP(批判的な親)の心で受け止めたな。」とか、
「あ、今FC(自由な子ども)の心でボールを投げたぞ。」とか。
また、「何故、この人はこう言ったのだろう。」とか、
「何故、あんな態度をとるのだろう。」とか、
ひとつの言動に対して表面的な部分ではなくもっと奥深くの真相を見つめようとしてしまっていました。
まあ、自分の中で勝手に思っているだけなのでその人には何ら気付かれはしないのですが、たまに考え込んでしまうと「どうした?」と聞かれてしまったこともありました。
何より日常の中で役立ったのは「傾聴」ですね。幸い私の周りにはおしゃべりさんが多い為、傾聴の訓練にはもってこいでした。
心理カウンセラーの態度として大切なことは・・・
①無条件の肯定的配慮(受容)
②共感的理解
③自己一致
です。
つまり、まずはクライエントの感じ方として受け取り、クライエントの立場に立って理解をし、首尾一貫して裏表がない状態でクライエントについてキチンと理解出来ていることを示す事が大切なのです。
もちろん、クライエントの話の内容が受け入れられない場合でも、意見は一時的に保留しておいて、まずはクライエントの話を聞く姿勢が大事なのですね。
これらは傾聴なくしては出来ない事です。
案外普段の日常会話で傾聴することは少ないようですね。
わりとみんな言いたいことを自分のペースでおしゃべりしていますものね。
まあそれが普通なのですが。
因みに、子どもとの関わりにもこの傾聴を意識して使ってみたところ、子ども達がドンドン前より素直で良い子になっていくのを実感しましたよ。
これには私も驚きでした。
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