12 「労働安全衛生法」(社労士合格体験談)
労働安全衛生法は、あまりなじみがない法律かもしれません。
社会保険労務士試験でも、労働基準法とセットで出題され、出題数自体はさほど多くはありません。
正直にいいます。私はかなり苦手科目でした。
この法律にはいろいろなポストが登場します。
「総括安全衛生管理者」、「安全管理者」、「衛生管理者」、「産業医」、「作業主任者」、「統括安全衛生責任者」などなど。
どれも、似ていますよね?
頭がこんがらがった受験生は、毎年何千人もいるに違いありません。
また、役人の名前も「労働基準監督署長」や「都道府県労働局長」、「厚生労働大臣」など覚えることが多くあります。
正直、「どっちでもいいじゃん」なんて思いました。
この法律は、要するに職場における安全と衛生をまとめたものです。
そのために、安全衛生管理体制というものが定められているようです。
なるほど、私の職場においても月一回で「衛生委員会」なるものが開かれているようです。
みなさんの職場にもありませんか?
ちなみに、私はまだ参加したことはありませんが。
同僚は、「産業医が女医でさ、なかなか美人でグラマーなのさ」などと会議とは全く関係のないコメントをしていました。
どうやら、「職場のみんなの健康を促進しよう」なんてことが話し合われているようです。
そういえば、小学生の頃に「委員会」ってありませんでしたか?
「美化委員会」とか「図書委員会」とか。
月に一回ほど委員が集まって、わいわい会議(?)をしてクラスを良くしようと努力していました。
そんなイメージでしょうか。
労働安全衛生法では、「有害物に関する規制」や「健康診断」なども勉強します。どれも安全や衛生に関することですね。
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