21 「1年目は独学で受験」(社労士合格体験談)

syrarousigoukaku

1年目は独学で試験に臨みました。

別に社会保険労務士講座のある予備校に通うお金が惜しかったからではありません。

4月に勉強をスタートしたので、予備校で講座を受けるには少し遅い気がしたからです。

みなさんも独学か予備校を利用するかで迷うかと思います。

独学は確かに費用面では低くおさえられます。

でも厳しいことを言うと、メリットはそれだけではないでしょうか。

確かに書店に行けば、有名な先生が書いた参考書もたくさん置いてあります。

また、予備校で授業を受ける時間も問題演習にあてられるため、勉強が進んでいる気がします。

でも、それが落とし穴です。

私はまず、「紀伊国屋書店」で買った、選択式と択一式の問題集を解いてみました。

択一式の問題集は、過去問がベースでした。

どこからかの情報で、資格試験は「過去問」から解けば効率が良いと聞いていたからです。

ここで、「過去問とは何?」と思われることでしょう。

過去問とは、本番の試験で実際に出題した問題のことです。

もちろん解いていても、何のことかさっぱりわかりませんでした。

でも、なんとなく「社会保険労務士試験ってこんな問題がでるんだ」ということがわかりました。

この勉強の仕方は、本試験まで時間がなかった私にとって、良いやり方だったと思います。

ケータイ電話やパソコンなどの操作も同じようですが、説明書を全部読んでから初めて操作するのでは効率が良くありません。

まず、実際に操作してみて、わからない場合に説明書をみる方が早く覚えるはずです。

私も、過去問を解いてから、基本書を熟読するようにしました。

それではいつ勉強したかというと、ほとんど土日だけでした。

平日はフルタイムで働き残業もしたため、とても疲れてしまい、気がつくと基本書を枕にして眠っていました。

それでも本試験までの間に、問題集を各2回ずつ解きました。

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