1.マンションのプロフェッショナルとしての役割(マンション管理士合格体験談)

あなたはマンション管理士という資格にどういうイメージをお持ちでしょうか。

マンションの管理員さんが持っている資格、マンションの管理に関するアドバイザー等、様々なイメージを持たれているかも知れません。

しかしこの資格がどういう資格であるのか、またこの資格を取得することによりどういうメリットがあるのか等、具体的な説明が出来る方はほとんどおられないのではないかと思います。

マンション管理士という資格は列記とした国家資格なのですが、あまり世間的に認知されているとはい言えません。sikennkaijou

それには理由があり、宅建や不動産鑑定士など同じ不動産業界の他資格と比較して歴史が浅いことが一つの大きな要因と言えるでしょう。

マンション管理士資格はマンション管理適正化法という法律が平成13年に施行されたのに合わせて創設された新しい国家資格ですですので、資格が創設されてから未だ12年しか経っていない若い資格と言えます。

世間的に認知が進んでいない理由は歴史の浅さに主要因があると言えるでしょう。

またマンションという住宅の中でも固有の居住空間を取り扱っていますので、マイナーな印象を持たれる方もおられるかも知れません。

不動産の一側面を取り扱っているという守備範囲の狭さが、マンションに関係のない生活を送っている人にとっては、どうにもピンとこない理由の一つなのかも知れません。

しかし、マンションという建物は、人間と同じで、老朽化してきますと様々な負の現象が生じてきます。

適正な管理が行われないと、水漏れが発生したり、外壁のタイルが落下して通行人に怪我をさせてしまう場合もあるかも知れません。

そういったトラブルが発生しないよう、マンションの管理責任者である管理組合という組織に適宜適切なアドバイスを行えるマンションのプロフェッショナルとしての役割を担うのがマンション管理士という存在なのです。

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TAC

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