17.合格発表の日(マンション管理士合格体験談)

その時々の受験生が毎年同じことを言っているのかも知れませんが、平成24年度のマンション管理士試験は全体としてかなり難易度が高かったと思います。

一つ一つの設問は、相変わらず細かい知識を問うものが多く、また重箱の隅をつつくような設問がたくさん出題されていました。

設問には落とし穴や罠が無数に仕掛けられていて、同じマンションの管理についての知識を問う試験であっても、以前取得した管理業務主任者試験を合格させるための試験とすると、マンション管理士試験は落とすための試験であると改めて実感させられました。

また今年度のマンション管理士試験を受験して、私が感じた一番の感想は問題文が長いということでした。

多分前年度の試験と比べると3~4ページ分量が多かったのではないかと思います。ちょっとした冊子や本のような厚さでした。

マンション管理士試験は40代、50代、あるいは60歳以上といった中高年の受験生が少なくありません。mannsyonn1

私の勝手な感想ですが、こういった受験生の年代構成を考えた場合、問題のボリュームが増すことは、速読力という観点からすると若年層の受験生に結果が有利に運ぶのではないかと思われました。

理解力という観点ではむしろ中高年の受験生に分があるのかも知れませんが、こういったことを考えさせられるのも、マンション管理士試験の特異な点というか、言葉を変えれば面白いところと言えるのかも知れません。

そんなこんなでそれなりに色々と妄想を膨らませていて、試験の余韻を楽しんでいるうちに、いよいよ合格発表日である1月9日がやってきました。

合格者については、マンション管理士試験の主催団体である財団法人マンション管理センターのホームページ上に合格者の受験番号と合格最低点がアップされることになっています。

また当日発行の官報に合格者の受験番号と氏名が公表されることになっています。
ドキドキしながらマンション管理センターで早速合格者の受験番号を確認すると‥

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TAC

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