16.試験終了(マンション管理士合格体験談)

約2時間に及ぶマンション管理士試験が終了し、試験会場をすごすごと後にしました。

試験会場のあるこの場から私が住んでいる都市までは数百キロの距離があります。

翌日は月曜日であり、普段どおりに仕事が始まりますので、これから自宅に帰らなければなりません。

私は高速道路と一般道を乗り継いで、車で3時間近くかけてこの土地に来ていましたが、試験直後は達成感というよりも虚脱感で一杯であり、これから長時間、高速道路を運転しなければならないと考えると非常に憂鬱でした。sinntiku

もちろん、そのように感じさせた最大の理由は試験の出来に自信が持てなかったことにあります。

総じて、それなりに出来たと思える反面、4択の選択肢を2択まで絞り込んだものの、最後の回答を導き出すのにだいぶ苦労させられたことが頭をよぎりました。

マンション管理士試験の合格最低点は、恐らく合格率を基準にして決定しているものと思われます。
この試験の合格率は例年7%台から9%程度に設定されています。そして年度ごとの問題の難易度により、合格最低点は30点から39点の間で推移しています。

試験を受けた時点での私の感触は35点±3点というような感じでしたので、受かってギリギリ、落ちてギリギリかな‥と家路を急ぎながらそんなことばかり考えていました。

試験の結果と長時間の車の運転でクタクタになりながら、何とか自宅に戻ってからは、TACやLECなど大手の専門学校が順次模範回答を発表しますので、それらのサイトに釘付けになりながら、自己採点を行いました。

各学校で模範回答に何問か割れ問が何問か発生していて、その時点では正確な正答数は分からなかったのですが、私の正答数は35問ないしは36問でした。
非常にナーバスで憂鬱な状態が合格発表のある1か月後まで続くことになりました‥

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TAC

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